とんずらしたヨガティーチャー

(過去記事を引っ越しさせました)

 

Perth時代の話です。こんな人もいたよ、な懐かし話を。

 

タイトルのままですが、とんずらしたヨガティーチャーがいました。

 

ある日の夕方、ヨガのクラスを受けに行く前に夕飯の下ごしらえをしようとしていたところに、当時在籍していたスタジオのオーナーからテキストメッセージ。

 

「今日の16時と、もし出来たら17時30分のクラス、ふたつカバーしてもらえるかしら??」

 

その時の時刻 15時40分😱😱😱

 

オーナーに即電話「16時って今日の、今から20分後の16時のこと?」と確認、当然答えはYES。

 

事情を聞く暇は全くなかったので慌てて家を出発しました。その日は早朝にクラスがひとつあり、帰宅後もそのままずっとヨガウェアを着ていたのが救いだった・・・

 

スタジオに到着したら外で待っている人もいて「お待たせしてスミマセン」とあたふたと鍵をあけて他の誰よりも呼吸が乱れた状態、でもそれを出来るだけ表に出さないようにして定時にクラス開始。

 

ひとつ目のクラスが終わった後にオーナーが到着、次のクラスまで時間があったので何があったのかと聞いたら

 

「ロビン(仮名・そのクラスを教えるはずだった人)が昼に 『ファームジョブを見つけたから今日飛行機で出発する』とメールを残してPerthを発ったのよ (呆)」

 

セカンドビザ取得のためのファームジョブだったようです。

 

そういえばその1週間ぐらい前に彼女と会った時に、「今XXでやっているクラスを引き継いでくれる人探しているんだけど興味ある?」と聞かれたのです。その時にはこの新しいファームジョブが決まっていたのか・・・?

 

出発当日にしかも電話でひと言もなくメールで一方的にサヨナラ宣言。前日には朝・夕方・夜と三つクラス教えていたのに。確信犯?!

 

オーストラリアではこういう風に突然仕事を辞める人の話は珍しくもないのしょうが、まさか自分の身近で起こるとは思ってもみませんでした。周りが迷惑するってこれっぽっち→・も考えないのかなあと、怒りを通り越して呆れるというか何というか。

 

この頃はまだ英語でのティーチングを初めて数か月しか経っていなかった、かつ、予定外で急に教えるというのは初めてのことだったので、頭の中はいっぱいいっぱいでした。そういう風に振り返られるだけ少しは私も成長したのかなと今は思います。

 

当時の写真発見!

 

そして風の噂で知ったのですが、その1年後ぐらいにロビン(仮名)はPerthに戻り、またどこかのスタジオでヨガを教え始めたとか。図太いわ~

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。