やっと超えた壁

 

気づいている人は限りなくゼロに近いと思うのですが(こう思う理由は記事の最後に)、私はヨガティーチャーとして活動を始めてからしばらくの間、フルネームや顔写真を積極的にインターネット上で公開していませんでした。

5年前に始めた前のブログも、プロフィール写真はヨガのアーサナをしている写真(=全身=顔が見えない)だったし、ハンドルネームもyogazohで済ませていました。

ネット上で身分を明かすことに抵抗があったのです。

 

Perthでヨガクラスを始める前、ヨガ関係でちょっとした裏方のお仕事が出来たらと思い、知り合いのヨガティーチャーの方(Kさん)に彼女のところで「こんなことをしてみたいのだけれど」と相談をしたことがありました。

返事は、それをすること自体はOK。ただし条件付きで、その条件の一つが

顔写真をWebページ上に公開する。

仕事をする以上当然のことなのですが、これを聞いた瞬間に「あ、これ無理!」とあっさりシャッターを下ろした私だったのです。それはそれは高速でした!

Kさんに写真掲載は抵抗があるということを伝え、そのお仕事の話はさらっと終了(笑)

Kさんは「私も(顔写真を載せることに)抵抗があるけれど、今度はもっとドアップなもの載せるよ~」と言っていて、その当時既に彼女は顔写真を公開していたのに、それでもまだ抵抗を感じていたのかぁと思った記憶があります。

そして、顔写真を公開しないままでしばらくいました・・・が。

 

ローカルのスタジオでクラスを教えることが決まった時に、オーナーからBio(プロフィール)と顔写真を用意するように言われました。うわっ、来た・・・と一瞬思いましたが、避けて通るわけにはいかないので、「いーよいーよ、顔写真なんてさらっと見られるだけ」と自分に言い聞かせながら写真を提供。

顔写真を公開したのはこれだけで、日本語ヨガクラスの方ではブログもFacebookページも、顔が写っている写真を公開したのは多分一度だけ?

理由は相変わらず「ネット上に載るのは極力避けたい」。

 

その後ブリスベンに移り新たにヨガ活動を始めるにあたって、さすがにこの状況は改善した方が良いと思うようになりました。

とある場所でお会いして、それをきっかけに私のヨガクラスに来てくださっているYoko van de Geyn Photography の陽子さんに写真を撮っていただくことに。ブログやFacebookページで使えるアーサナ(ポーズ)の写真が必要だと思ったのです。

そこから少ーしずつ自分の顔が写っている写真を出すようにして、プロフィール写真も顔がわかるものに変え、今に至っています。

まあ~どれだけ時間がかかったことやら。

無駄な心配をしていたと思います。これを読んで「そんなこと気にしていたの?!」と驚く方もいるでしょう。でも私には大きな壁だったのです。

 

結局、自分が気にするほど他人様は私のことなんて見ていないし、興味を持たないのです。

 

知らない人が私の写真を見たとしても、その人の目に映るのはほんの一瞬。まして私は有名人でも、身元を狙われるような大富豪でもない。

だから冒頭に書いた通り、私が以前ブログにフルネームや顔写真を出していなかったことを知っている人は限りなくゼロ、と思っているのです。

もしもこの変化に気づいている方がいたらそれはビックリですが!

 

私ってこんな人だったのです(笑)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。