マットの外でもヨガを – Off the mat

 

ヨガクラス。

マットの上で丁寧に呼吸をして、「今」に意識を向けて

無理をせず、でも甘やかしすぎない程度に身体を動かし

難しいな、キツいなと思うアーサナ(ポーズ)の時には身体だけでなくその瞬間の気持ちの在り方もコントロールして

余計な緊張感(身体や心のこわばり)は吐く息と一緒に外に逃がしてあげて

呼吸のことを忘れてしまったり、関係のないことを考えそうになったら、それに気が付いた時にまた自分の呼吸に意識を向けて

最後は自分の心と身体を休めてあげる。

 

クラスの時間(On the mat)は一見身体を動かすことがメインになっていますが、それだけでなく心の働きも関係をしています。そしてそれは日常生活(=マットの外・Off the mat)でも使えるツールです。

 

忙しい忙しい!と気持ちが落ち着かない時はたいてい呼吸が浅かったり、早くなっていたりします。

あれこれ心配している時は、集中力が散漫するばかりで心配事の解決に繋がらないことも。

面倒なこと、出来れば避けたい状況に遭遇した時に、まずは冷静にその状況を把握する。

今日は何だか気持ちが穏やか 🙂 という時には身体も呼吸も余裕があってゆったり。無駄な力みがない。

 

ヨガクラスの時と似ているところがありませんか?

 

クラスの時だけがヨガ、と切り離さず、まずはクラス後の気持ち良さ(毎回皆さんとても良い表情になっています)をその後も継続できるようにするなど、日常生活の中にも少~しずつ取り入れてみてください。

最初のうちはマットの上で身体を動かすことだけで精いっぱいかもしれませんが、慣れてきたらOff the mat も意識して次のステップへ。

ヨガの恩恵をもっともっと実感できますヨ!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。