ヨガで癒されても「ヨガで人を癒す」はエゴ?

「ヨガクラスに行って癒された」

自分自身の経験としてだったり、誰かがそう言っているのを聞いたことはありませんか?

癒されるのはいいことですよね。私自身も、クラスを受けて癒された気持ちになることはあります。

そして、クラスに来られた方から「癒されました」と言っていただけるのは本当に嬉しく思います。

ですが。

私はヨガで人を癒そうとか、人を癒せるとは思っていません。

「この人を癒そう」(=この人をこう変えよう)とするのは自分のエゴを押し付けていると感じるのです。

癒されたと感じるかどうかはその人次第。その人の受け止め方に委ねるものなので、他者がどうにかするものではないかな、と思っています。

その人が「癒された」と感じるために必要なプロセスが10あったとしたら、私はそのうちの1をサポートする程度ではないでしょうか。部屋の環境を整えるとか、ごく一般的なこと…

シンギング・リン®も同様です。リンの音は確実に癒されます。

どんな音?という方はこちらの動画をどうぞ

でも、「シンギング・リンで私があなたを癒します!」とは思いませんし、「この人を癒そう」と思ってセッションをするわけでもありません。

シンギング・リンの講座でのノートより。

“相手を治そう”とは思わない

自分のコンディションを整えて、相手に接する、そうすることで相手のコンディションも整う方向に向かう。その結果相手が「癒された」と感じたらそれで良し。

人をどうにかする前に、自分を整えるのが第一なのです。

自分を整えるって意外と?難しいこともあります。私にとって、ヨガやシンギング・リン®︎も整えるツールのひとつですが、それだけやっていれば良いわけでもなく、先日のブログに書いたことも関係していると思うのです。

日々調整中の私ですが、オーストラリア・ブリスベンで、ヨガやサウンドセラピーで心身を整えるサポートをしています。よろしければ是非ご一緒に。

詳細はこちらよりご覧ください。

YOGA & SOUND HEALING

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。