ずっとヨガを続けているのに上達しない…と思ったら。

ヨガ ポーズができない

ヨガを続けている人が多分一度は思ったり、口にすること。

 

もうヨガを〇カ月(□年)やっているのに

まだ全然ポーズができない。
ヨガやっているとは言えないレベル。

 

実際に私が聞いたことのある言葉ですが、ある程度ヨガを続けている方、いかがでしょうか?

 

そう思う(言う)気持ちはわからなくはありません。私も以前思ったことがあります。

 

でも、ポーズが「できる、上達する」ことがヨガの最終目標…?前屈でぺたーんと体が倒れたら、ヘッドスタンドができたらそれがゴールになるということ?

 

そもそも「ポーズができる」ってどういうことでしょう?

 

例えば座っての前屈(パスチモッタナアーサナ)。

 

全身にすごく力を入れて、険しい顔をしながらえいーーーーっ!!!と息が止まるほど頑張って上半身がぺたーんと倒れた。ポーズが出来た?

力が入りすぎてこんな顔しちゃったりとか

 

ぺたーんとはいかないけれど、体に無駄な緊張や力みはない、呼吸もおだやかに続いている、顔の表情もリラックス。自分が体をどう使っているのか、どこが気持ちよく伸びているかを感じられる。でもぺたーんと倒れていないからポーズができているとは言えない?

 

 

この写真の前屈はどうでしょうか?お腹が完全に脚についていないからダメ?でも手がつま先に届いているからまぁまぁできてる?

 

今これを読んでくださっている方、答えは何でしょう?

 

続けているのにポーズができない…と思ったら。

 

でも続けられているんですよね?それが簡単ではないということに気づいてください。途中でお休みがあっても、また始めていればそれはもっとすごい。

 

だからといって、続けられないことが悪いのではありません。そもそも何かを続けるのは難しいことです。

 

クラス通いが続かなくなった、途中で中断したことで「ああ自分は続けられない人」とマイナスに捉えたり、もうクラスに戻れない、先生に合わせる顔がない(笑)とか思う必要はないです。

 

話を戻して…

 

できるとかできないとか気になりだしたら、ヨガを続けて「ポーズができた」以外に自分の中には何も変化がなかったのか?を振り返ってみるのもおススメです。いいことにフォーカス!

 

そしてもう一度、ポーズができるってどういうことだろう?を考えてみるとよいかもしれません。

 

そもそもヨガのゴールは、ポーズができることではありません。ご興味がありましたらこちらの記事もどうぞ。

 

Happy Practicing 🙂

 



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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。