「ヨガ離婚」のニュースに思う。

 

片岡鶴太郎さんが「ストイックな」ヨガ中心の生活を送り、インド政府公認の「プロフェッショナルヨガ検定・インストラクター」に合格したことなど、オーストラリアで生活してる私もそのニュースを数か月前から見聞きしていました。

 

最近、鶴太郎さんが今年離婚をされたことが明らかになり、その原因がヨガ生活にもあるのでは、ということで「ヨガ離婚」という言葉まで出てきましたね・・・

 

YouTubeでこの件のニュースやバラエティー番組をいくつか見たのですが、この一件でヨガを誤解する人が出たり、ヨガが否定的に見られなければいいなぁと思ったのが率直なところです。

 

出かける7時間前に起きるとか、普通の人には出来ない「ナウリ」を見せるとか、メディアとしては極端なところを取り上げないと番組や記事として面白くないから仕方がないことかもしれませんが、偏った捉え方だなーーと。(私は鶴太郎さんが朝食のお惣菜を作るところを見たかったです!)

 

毎日のルーティンの中にシャドーボクシングや茶道の動きまで取り入れていて、それをすることには何とも思わないけれど、ヨガと一緒に取り上げなくてもいいのでは?

 

ヨガのために出かける7時間前に起きている、ではなく「身体のために7時間前に起きてヨガもしている」ではダメかな。やっぱり「ヨガ」でくくらないと面白くない?

 

「鶴太郎さんのヨガ」も、鶴太郎さんのことも否定はしません。ただ、取り上げ方には「うーん」と思うところがありました。離婚だってヨガだけが原因ではないはずなのに、「ヨガ離婚」って、ねぇ(苦笑)。

 

90年代の「オウム真理教」の事件の後、日本でそれまで増えていたヨガ人口が減るなど大きな影響があったそうです。私はその頃はヨガをしていなかったのですが、ヨガって怪しいのかな?と思った記憶はあります。極端なものが与える影響は大きいですよね。

 

鶴太郎さんのヨガは事件ではありませんが、メディアの流す情報の受け取り方にも気を付けないと、と改めて感じた一件でした。ヨガに限ったことではないですが。

 

それにしても、鶴太郎さんがヨガをしている姿を見て、「ヨガをやってみたい!」と思う人はいるのかな???

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。