時効を待って?ブログに書きたいと数年思っていたことがあり、そろそろ良いかなと思うので書きます。
今はブリスベンに住んでいる私ですが、以前住んでいた場所での話です。
ある日本人・Aさんが、自分が行ったヨガクラスのことをブログに書いていました。そのクラスは日本人の先生(B先生とします)が担当、ローカルのスタジオなので当然英語でのクラス。
そのブログの中で、AさんがB先生について書いていたのが…
「英語の発音が悪い」
そこから発音以外のことでも、色々と批判が並んでいました。その内容は殆ど忘れていますが、今でも覚えているぐらい強烈に印象に残っているひとことがあります。
「grabの b の音がpに聞こえる」
brab=つかむ
発音の悪さが気になってクラスに集中できないだとか、スタジオに行ってその先生が担当だとがっかりするとか(そのスタジオは日によって教える先生が変わるのだとか)。結構キツい感じで色々と書いていました。クラスに集中できないのは自分の問題だよー
ちなみに、AさんもB先生も私の知らない方です。
その頃まだ私は英語でヨガを教えていなかったのですが、ローカルのクラスに日本人の生徒さんが来ると、こういう批判を受ける可能性もあるのか?と少し怖くなったことを覚えています(そういう人はごく稀だと思うし、その後こんな話を聞いたことはありません)。
発音が完璧でないからと言ってそこまで批判するの?!と思いました(これは自分がそう言われることへの不安があるからこその反応だと思いますが)。勝手な予想ですが、B先生の発音は、そこまで言われるほど悪くない気がするのですよね…
海外在住者に残念ながらたまーーーに見られる、同じ日本人に対する敵対意識なのか?はわかりません。もしこのB先生が、日本人以外の非ネイティブスピーカーだったとしても、Aさんは英語の発音にツッコミを入れて批判したのかな。
このコワいブログ記事(笑)を読んでしばらくしてから、スタジオでクラスを受け持つことになった私ですが、英語の発音は100%完璧ではありません。ネイティブスピーカーではないことに、劣等感や不安を少なからず抱いていました(これまでの会社勤めも拙い英語で乗り切っていました…)。
でも、常連さんが少しずつ増えたり、クラスが満員御礼続きとなったりしたことで、言葉の違いを気にしすぎなくても良いということは確信できました。
もしかしたら私がネイティブスピーカーでない(英語の発音が完璧でない)ことを理由に、クラスに来ない、来るのをやめた人もいたかもしれませんが、全ての人が私のクラスを気にいることはないと割り切っています。
ごく少数とはいえ、どこにでも小さなことを批判する人はいるでしょう。でもそういう批判を気にするよりも、目の前にいる生徒さんを大事にすることが優先だし、その方が絶対楽しい。
もちろん、発音が正確に近いのに越したことはないので、ネイティブスピーカーでないから仕方ないと、何も気にしない、開き直っていいとも思っていません。でも、完璧でないことに対して重箱の隅をつつくような批判は受けたくないなー。
海外在住日本人同士のあれやこれやの話はたまに聞きますが、ヨガにもあったのか!という感じです(これを書いている私こそ、Aさんを批判していることになってしまうのかも?)。
今でも覚えているほどのブログ記事(知らない人のブログなのに、どうやってたどり着いたのかも覚えていません)、強烈な印象で色々と考えさせられました。
時効まで長かった!(笑)
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