100%受け身でいられる時間

 

週に一度クラスを持っているリストラティブヨガ。私自身は家で自分ひとりですることはあっても、スケジュールの関係でクラスに参加する機会が少ないのが現状です。

 

そんな中、昨日やっとタイミングよく参加できるクラスがありました。 過去数日、心身がモヤモヤした感じも若干あったので、スケジュールだけでなく私のコンディション的にも良いタイミング😅

 

片道30分強の運転が面倒だなあと思いつつ(←こう思うことがお疲れのサイン)、クラスを受けたらスッキリすることはわかっているので、それを期待しながらスタジオへ向かいました。

 

Super Restorative!!!

 

リストラティブヨガを自分でする vs クラスを受ける 最大の違い

 

クラス中には

・アイピローをのせる
・ブランケットを身体にかける
・追加のプロップスを身体に添える
・既に身体をサポートしているプロップスの向きや角度を微調整する
・必要に応じてポーズに入っている人の身体に直接手を添える

など色々とすることがあります。

 

最後の「手を添える」以外は自分ひとりでリストラティブヨガをしていても出来ることですが、プロップスの調整などで自分が動いている限り、深いリラックス状態に入ることはできません。

 

普段の「動」の状態から「静」「リラックス」の状態に入るには時間がかかります。リストラティブヨガのクラスでひとつのポーズを取る時間が長く、かつクラスそのものの時間も長いのはそのためです。

 

必要最低限のセットアップは指示に従って行ってからポーズに入りますが、残りはもう先生におまかせ。いつも自分がしていることを、自分がしてもらえるのは気持ち良いです。

 

100%受け身でいられる。これが最大の違いです。

 

 

 

自分で選ぶこと

 

クラスでは、各ポーズが終わりにさしかかる頃に先生から以下のような指示があります。

 

「今の状態が心地よければ、あと10分でも20分でもそのままでいてください」
「もう十分だと思ったら起きあがる準備をします」
「自分の身体がどうしたいのか、身体の声を聞いてください」

 

このままポーズを保つのか、起き上がる準備に入るのか、自分で選択をします。

 

自分の身体はどうしたいのか?

 

起きる合図があったから、周りの人が動き始めたから、という外からの判断ではなく、自分自身の身体の声をきちんと聞いてどうするかを決めます。だから各自が起きるタイミングはバラバラです。

(ちなみに、私がクラスをする時は時間の関係で、急がずにゆっくりと起きてもらうことを促すのみとしています)

 

 

2時間のクラスで4ポーズ

 

クラスの時間は2時間、とったポーズは4種類です。クラスの最初は説明や軽いウォーミングアップ、ポーズからポーズへの移行時間もあったので、120分÷4 = 30分/ポーズ ではありませんが、各ポーズ20分前後はとっていたでしょうか。4ポーズだけ?と感じる人もいるかもしれません。でも私には4ポーズでも十分でした。「これで十分」を感じられるのもリストラティブヨガならでは。

 

身体を全てプロップスにゆだね、サポートされている感覚を味わい、吐く息で身体や心の余計な緊張感を外に出す。

 

クラス終了後は心身が穏やかな状態になって、スタジオを出て歩く時、身体がうんと軽くなっているのを感じました。期待通りです 🙂

 

また、十分リラックスできたことで副交感神経の働きも良くなり、内蔵機能も活性化されて、クラス前は(食べ過ぎではないのに)少し胃腸が重たい感じがしたのですがそれが解消されて、食欲も少し出てきました。

 

リストラティブヨガの効果は人によって、またその日の体調により様々です。疲れている人はクラス中に眠くなったり、またクラス当日の睡眠の質がぐっとあがることがあります(←一番よく聞く効果です)。それほど疲れていない人は集中力があがる、また、昨日の私のように、内蔵機能が活性化されることもあります。

 

 

その人のその時のコンディションに必要なものを与えてくれるリストラティブヨガ。RESTORE(= 回復)そのものです。

 

来月はリストラティブヨガの4日間のティーチャートレーニングを受けます。トレーニングは頭がフル活動でリラックスには程遠いと思いますが、どんなことを学べるのか、今から楽しみです。

 

◎ ブリスベンでの日本語によるリストラティブヨガクラス、次回は12月17日(日)です。

 

コメントはこちら

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。