ヨガとアルコール、いいの?

 

オーストラリアではここ数年、ビールを飲みながらヨガをする “Beer Yoga” ビアヨガ の話を聞きます。

 

一昨年こんなブログを自分でも書いていましたが

それはビールではなく、ヨガティーチャーの仕事。

05/07/2017

 

その後も変わらずビアヨガは健在のようです。ビールかワインを選べます、なんて余計なオプションがあったり。

 

以前教えていたヨガスタジオで、メディテーションとコラボしたリストラティブヨガの特別クラス的なものを何度かしたことがありました。

 

そのうちの1回で、スタジオオーナーがワインを用意、当日、Facebookで「今日はワインを用意してるわよ」なんて投稿をしていて「えっ!🤨」となりました。何の迷いもないどころか、ご褒美でいいでしょう的なノリだったので、何も言えず。

 

他には、こちらもリストラティブヨガで「クラスの後にワインとプラッターを用意しています」というのも SNS で見かけました(→そしてめちゃくちゃ反応が良かった!😑)

 

 

 

リストラティブヨガのリラックス効果でせっかく交感神経の働きが控えめになり、副交感神経が優位になってくるのに、どうしてまた交感神経を活発化にするアルコールをわざわざ提供するのでしょう???

 

もちろん、せいぜいグラス一杯程度、飲めない人は飲まないだろうから、大変なことにはならないでしょう。

 

でも、安易にアルコールを提供するヨガティーチャーは何を考えているのか?と思ってしまうのですよね。

 

「リストラティブヨガでリラックスした後にワイン。贅沢でしょ、素敵でしょ♡」とか思っていなければ良いのですが!

 

でもですね。ワインがあって嬉しいと思う人もいるわけで。みんなハッピーならそれでいいじゃん、という風潮があるのも事実。

 

でもねぇ~~~

 

繰り返しになりますが、私はヨガとアルコールは反対です。自分のクラスでアルコールを提供するなんて絶対にあり得ません。

 

(クラスの後には絶対アルコールを飲まないでくださいね、とまでは言わないし、飲んだからと言って そんなことはダメです!とも言いませんが、お勧めはしません・・・)

 

クラスをする側はもう少しヨガを慎重に考えるというか、適切に扱って欲しいなと思うのです。

 

ビールやワインはヨガと関係ないところで楽しむべし、が私の持論です。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。