リストラクティブヨガではなく、リストラティブヨガ。言い間違いにご注意を。

だいぶ前から気になっていたことなのですが、リストラティブヨガ があちらこちらで

「リストラティブヨガ」

と言い間違え/書き間違えられているケースが少なくないのです。

以前のブログに 「リストラティブヨガ」での検索によるアクセスが何度かありました。気になってGoogle、ツイッター、インスタグラム、アメブロ記事内で 「リストラティブヨガ 」で検索してみたところ…

結構出てきました。

ヨガインストラクターの方のクラス案内などで書かれているものもありました。

想像以上に多くて、リストラティブと言っている自分が実は間違っているのではないか??と思ったり、カタカナが並ぶなかで「のあるなしを見て目が疲れたり(前後に「ラ」と「テ」が並んでいるのが紛らわしい~)。

Restrict(制限する) 、Restructure (再構築する) と発音が混ざってしまい、リストラ…まで言うと自然に「」がついてしまうのかな?と勝手に推測しています。

英語のスペルは

RESTORATIVE

 の音は含まれておらず、そもそも 「リストラティブ」 という言葉は存在しません。

Restorative の動詞が Restore

ものを元の場所に戻すという他に、健康状態(心身ともに)をもとの状態に戻す、回復させる、元気を取り戻させるという意味も含んでいます。

元の状態に戻す、元気を取り戻すRestorative Yoga。

元の状態に戻すというと、疲れてエネルギーが停滞している人が元気を取り戻すことが思い浮かびますが、その逆で、元気過ぎるところから落ち着く状態に戻ることも対象です。アクティブすぎると最後は疲れちゃいますよね。

マイナス、もしくはプラスにあるところからゼロ地点に戻す、と私は捉えています。

そして前回もそうでしたが、この記事を書くことで「リストラクティブ」が予測変換に出るようになってしまいました。そのうち私がうっかり「リストラクティブ」と言ってしまわないよう気を付けます。この記事も何度も見直しました(笑)

言い間違えはどんな言葉でも誰にでもあるので、それを否定はしません。生徒さんがうっかり「リストラティブ」と言ったり書いたりしていても、たいした問題ではありません。

ただ、リストラティブヨガのクラスをしているヨガインストラクターの皆さんには、この言い間違え・書き間違えはして欲しくないと思います。

自分が教えている「リストラティブヨガ」の「リストラティブ」の言葉そのものの意味を理解することが、生徒さんにリストラティブヨガを伝えることの第一歩ではないでしょうか。

それでは最後にもう一度 🙂

リストラティブヨガ
Restorative Yoga

リストラティブヨガのバイブル(持っておきたいおススメの本)

2 件のコメント

  • ありがとうございます。おかげで間違いに気付きました!正しく伝えるって大切なことだと思います。私も、そうします!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。在豪歴延べ15年ちょっと(パース・シドニー・ブリスベン)。日豪での会社員生活からヨガ講師に転身。ヨガアプリ「Down Dog」の日本語音声&翻訳、「ヨガジャーナルオンライン」のライター、サウンドセラピストとしても活動。オカメインコと庭のニワトリと、のんびり暮らしています。