先日、朝の5時30分から始まるオンラインでのリストラティブヨガのクラスを受けました。この時間ならアシュタンガヨガっぽいですが。
そもそもなぜこんなに早朝かというと、ニューヨーク発信のクラスだったから。現地の午後3時30分でブリスベン時間の翌朝5時30分(日本時間4時30分)。
どうして受けようかと思ったかというと、オンラインで受けるリストラティブヨガ、そして早朝にリストラティブヨガをするのはどんな感じなのかを体験してみたかったのが一番の理由。そして、このクラスをする先生が、リストラティブヨガ創始者 Judith Lasater 先生と同様に、アイアンガーヨガのバックグラウンドがある方だということ。
私はJudith先生のスタイルで学んだ先生からリストラティブヨガを習い、そしてJudith先生のお子さんである Lizzie Lasater先生のリストラティブヨガティーチャートレーニングを受けたので、お二人のスタイルがしっくりときます。
さてクラスはどうだったか。
私はクラス開始5分前ぐらいにZoomにログインしたのですが、ログインした瞬間に先生と他の生徒さんとの早口の会話が大きな音で聞こえて(私のPCの音量が大きいのではなく、声そのものが大きい)、チョットびっくり。起きて間もない私には、勢いのある会話はやや刺激が強かったです(笑)。自分がリストラティブヨガのクラスをするときは、クラス前にあまり大きな声で話さないようにしているので、ギャップを感じました。
クラスは90分、思っていたよりもポーズの数が多く(ひとつのポーズで10分以上かけることはなく、全体的に短め)、リラックス度は少な目でした。
ポーズをホールドする長さや、どんなポーズをするのかは良いとして、とっても気になってしまったことが。
リストラティブヨガを受けたことがある方ならわかると思うのですが、ボルスター、ブランケットなどのプロップスを使い、ポーズによって使うものやその数が変わるので、ポーズとポーズの間にセッティングのためにこれらを移動させることが発生します。
ちなみに、こちらは私がリストラティブヨガのクラスをするときの最初のセットアップ(この時はプライベートセッションでした)。
話を戻し、オンラインの先生は次のポーズに移る時に
使わないプロップスを脇へバサッ🌀 と置いたり
足でブランケットを動かしたり🦶
椅子の座面にバサッ🌀 とブランケットを乗せたり
所作が雑だったのです…
昔々は私も似たようなことをしていたかもしれませんが、ある先生(日本人)のクラスを受けた時に、先生のちょっとした所作が丁寧で「はっ」としたことがあり、以降は気をつけるようにしているのです、実は。
そんなこともあり、バサッ、バサッと道具を扱う雑さが気になってしまい…
ヨガのクラスってただその中でポーズのやり方やらなにやらを教えるだけでなく、クラス全体の空間づくり、雰囲気づくりも大切だと思っています。こんなことを言いながら、きちんとできていないところもあるかもしれませんが、気をつけているつもりです(Lizzie 先生も所作がとても丁寧でした)。
だからなんとなく…求めていたものとは少し違う感じのクラスでした。
あと、やはり朝早すぎる時間のリストラティブヨガは、あまりメリットを感じないかなというのが個人的な感想です(笑)。
そして当然ですが、オンラインでのリストラティブヨガは、参加者がある程度プロップスを持っていないとできないこと(少ないプロップスでもできるクラスもありますが)、リストラティブヨガをしたことがあり、どんな風にプロップスを使うのかが何となくわかっていることが前提だなと改めて思いました。
オンラインヨガのちょっと変わった経験でした。
その後も日本国外の先生のオンラインクラスや、ブリスベンで対面のクラスを受ける機会がありましたが、足でヨガブロックをマットの外に出す(蹴る!)とか、見ていて気になることがちょいちょいあります。こんなことを気にするのは日本人だからなのか…
私が自分のクラスで所作に気をつけたところで、気づく人はほぼいないと思うのですが(特にオーストラリアでは)、見てもらいたくて気をつけるのではないから、自己満足で良いのです。
長くなりましたが、読んでいただいてありがとうござました 🙂
…からのこんな出来事も。
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