先月受けたオンライン講座をきっかけに、ヨーガスートラのチャンティングの練習を再開しました。
3年前にインドで初めてチャンティングの練習をして、その後続けていたのですがいつの間にかお休みをしてしまい💦
ヨガの八支則の中の「ニヤマ(Niyama・勧戒)」のひとつに「シャウチャ(Saucha・清浄)」があります。
体、思考、発言を浄化する。
体を清浄するなんて、ヨガ哲学云々言われなくてもわかっているよ!なことかもしれませんが(笑)、思考や発言を清浄、浄化するはどうですか?
発言の浄化としても行われるのが「チャンティング」
ヨガのクラスでOMと短く唱えたり、それ以外のマントラだったり、アシュタンガヨガで最初と最後に唱えたり、意味を知らなくても聞いたことがある人は多いはず。
インドの聖典・経典は、昔は書物として残すことができなかったので、口頭で伝えられてきたもの。棒読みをして伝えられるのではなく、少しメロディをつけることで伝えやすく、覚えられやすくなってきたものです。
確かに、チャンティングを練習すると、これをただ棒読みするだけだったらとても覚えられないだろうな~と思います。
先生曰く、チャンティングの練習ポイントは
- 意味はわからなくても良い
- チューン(メロディ)に慣れる
- 発音に気をつける
とにかく声を出して慣れることが第一!
正しく発音することの音のバイブレーションによっても浄化がされると。
インドでは第1章(51節)のチャンティングを習い、始めの方は覚えられたけれど後半はなかなか…という状態。先月から習い始めた第4章(34節)も前半のチューンにやっとなれてきた程度。
少しずつ練習して日々自分が発する言葉の浄化に繋がればいいなと思っています。それに、朝のヨガでほんの10節でもチャンティングするとスッキリして気持ちが良いです。
3年前にインドで「Saucha」について講義を受けた時のノート。浄化のためにチャンティングと書かれています。
人は外側の浄化(自分の体、部屋の中など)には気をつかうけれど、内側となるといい加減になりがち…ではないですか?言葉は内側から出るもの。外側なみに浄化を心掛けたいものです。
ヨガで心と体を…とはよく言われますが、チャンティングを練習することでさらにそれを感じられると思います。ヨガで勉強することは本当に沢山!
言葉の浄化、ちょっと気取ったように聞こえるかもしれないけれど、不誠実なことは言わないということ。乱暴な言い方をしないはもちろんだけれど、思ってもいないことを言わないこと。#ヨガ
— Kayoko Yoshida│ブリスベンでヨガのある暮らし (@yogazoh) June 21, 2020
こんなふうに思っています。
ちなみに、英語版のヨーガスートラはこちらの本を使っています。分厚いので一度に少ししか読めません…💦
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言葉の使い方も日々練習ですネ。
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